日本ウェブ協会 第一回定例セミナーに行ってきました

2007 5/31

2007年5月11日(金)に開催された、日本ウェブ協会(以後、w2c)の第一回定例セミナーに行ってきました。

アメリカで見た、聞いた、世界のアクセシビリティ最前線!」というテーマで、CSUN 2007というアクセシビリティに関わる世界最大のカンファレンスのレポートと、Googleが取り組むアクセシビリティについての内容でした。

後ほど、 w2cのウェブサイトでも公開されるとのことなので、詳細はそちらをご覧下さい。

個人的に、色々と聞いて役立ったことをメモしておきます。

Making Website Accessible - Futureproof Web Design with Standards

発表者:木達 一仁氏、中村 精親氏、辻 勝利氏(ミツエーリンクス)
「Making Website Accessible - Futureproof Web Design with Standards」という、CSUN 2007で講演された内容を日本語で行いました。60分のセッションを30分ぐらいで話されたのでかなり駆け足でした。
セッションであった話で、「ユーザエージェント(ブラウザ)にある機能を無理に実装する必要は無い」ということを話されてました。
また、辻氏の実演でスクリーンリーダーなどを見たのですが、Web標準にそってコーディングすることによって、英語と日本語をきっちりわけてスクリーンリーダーが読むというのを見て衝撃でした。具体的なタグなどは見れなかったのですが、今度調べてブログに書きたいと思います。
この話を聞いて思ったのは、CSSを軸としたWeb標準という考え方ではなく、(X)HTMLをもっと勉強することの重要性でした。

CSUN 2007レポート

発表者:中村 精親氏、辻 勝利氏(ミツエーリンクス)
CSUN 2007のレポートでした。出たセッションに対してコメントをしていくというものでした。気になったのは、スクリーンリーダーで、オープンソースのものが出てるのと、Windows Vista対応のが早々と出てる点です。

Googleが取り組むアクセシビリティ

発表者:植木 真氏(インフォアクシア
Googleが取り組んでるアクセシビリティについての話でした。実際にGoogle本社も訪問して話を聞いたようです。
意外なことに、Googleは会社としてアクセシビリティについては現在取り組んでおらず、20%ルールの中で有志によって、Googleのサービス(GoogleMaps,GoogleVideo,Gmail)をアクセシブルにするために取り組んでる話でした。
ただ、その中でかなり試行錯誤な部分もあり、まだまだこれからという話でしたし、今後は会社として部署をもうけて、行っていく可能性もあるとのことでした。
また、全盲の人向けにCAPTCHA(サービスの登録時に出てくる、よれた文字が出てくる画像認証)を音声を代替手段として提供する際に、セキュリティ(クローラ対策で自動で登録されないように)を考慮するために、音声に不規則にノイズを入れたりする方法などを試行錯誤してるのは面白かったです。

まとめ

ということで、自分としてはアクセシビリティについては有る程度しってるつもりでしたが、全然知らなかったと愕然としました。
もっと勉強しなければ、と思いました。アメリカでアクセシビリティについての本が出版され、来月あたりにMYCOMから翻訳版が発売されるとのことなので、それを読んでみようと思います。
また、終わったあとにミツエーの木達氏に挨拶にいったら、Firefox2.0のイベントであったことを覚えてました。木達氏のブログ、覚え書きファンとしては、うれしい限りです。

また、w2cのセミナーは行ってみたいと思いますが、5/25にある「ウェブ標準技術特集」が気になりますが、その日家の引越とかぶりそう。。

©2006-Y CinnamonSpice, LLC. All rights reserved.